お饅頭１箱とかイチゴ１パックとかバレンタインのバの字も感じさせない品物でも、包装にハートの装飾シールを貼り付けたなら途端にそれっぽくなるんだね！と、夫がもらってきた巨大イチゴを頬張りながら感心しきり。

バレンタイン用にと注文しておいた舶来モノのチョコレートは、月初めには家に届けられてしまったため隠しておけず、食べ物にかけては目敏さ天下一品な夫に早々に気づかれてしまった。14日まではだいぶ日があったが、毎日毎日「食べたいよ」「一口だけでも食…

十年ぶりくらいに、ガスコンロで毛を焼いた。チリチリいう音がしたので、前髪の一部かと思ったら実は、左のまつげが半分に！！（なったところで、わたしの目を凝視するひとなんていないから問題なしなんだが！）

毎日昼飯用に持たせている自家製おにぎりについて、「もういい加減、梅干にぎりには飽きた。梅干にぎりそれ自体がストレスになりつつあるよ」などと大袈裟な文句を垂れる夫。内心めんどくせえなあと思いつつも、それでは風変わりなものを作って差し上げまし…

実家にて母上とふたり二時間ドラマの再放送など観ながらお茶を飲んでいたらば、母上、食べていた茶菓子をポイポイと放り投げはじめるものだから、気が触れましたか？！と驚いていたらば、わらわらと猫たちが集まってきて、えびせん0.5本ずつをポリポリ食べ始…

警察から電話を貰ってはじめて、自分が財布を落としたと気づく。 てっきり家に置いて来たものとばかり思っていたその財布の中には6万弱の現金が入っていたので、さらば6万円……とがっくりうなだれたりもしたのだが、実際のところ中身は無傷であり、そのうえ拾…

年末年始は、夫から貰ったと思われる咳風邪をこじらせ安静にして暮らす。料理をする気力が無かったので、大晦日に作った鍋を数日間かけて消費という手抜き。「体がしんどくて……」という言い訳が通用してよかった。 年明けの瞬間、夫はいつの間にか眠っており…

朝イチでディーラーへ愛車の半年点検を受けに。事前に電話にてオイル交換を依頼したとき、担当の営業さんは「本当に交換するんですか」と尋ねてきたんだけども、工場担当者の人も同じ質問をしてきた。どうも二人とも暗に、「乗り出して6ヶ月経過するのにまだ…

午前中は、車の試乗会に参加する夫に同伴。会場では、ただ見ていればいいだろうと思っていたのに、「おくさまもどうぞ」という営業さんからの余計なお言葉。断るのも何なので、後部座席に乗り込む。わたしは常日頃、夫の運転には信頼を寄せていないので、言…

実家にて。暖房一つない床の間で大の字に寝そべり、自分の脇や股やわき腹に猫が添い寝してくるのを待とうと試みた夫。猫たちは寒かったせいか、誰一匹床の間には寄り付かず、茶の間のコタツで丸くなっていることに気づかない夫に、それを教えてあげるタイミ…

柔いニャン毛が家中に舞っているためコロコロの消費量がやたらと増えたり、掘り炬燵では四隅にそれぞれ一匹ずつ丸まっているので、人間の足の置き場に困ったりの実家にて。猫四兄弟とは週一ペースで顔をあわせているというのに、そのうちの一匹（はなちゃん…

実家へ行くと、母上から髪を染めてくれと頼まれた。同行した夫が車を洗っている間、刷毛を片手に薬剤を塗りたくることにしたんだけども、年相応な感じに乏しくなった母上の御髪をみていたら「老けちまったね、おっかつぁん……」と、なんともいえないしょんぼ…

夫が会社のおばちゃんから貰ってきた栗の使い道に悩む。あまり好きではない食材なので、それを使ったメニューといっても思い浮かぶのは栗ごはんぐらいのもの。なんにしろまずはこいつの皮をむいてやろうと思い立ち、全部むき終わってみて気づいたんだけども…

昨夜の夕飯は、貰い物の明太子をおかずに白飯２杯を平らげた。美味過ぎて幾らでも食えそうだったが、自分の腹回りを見下ろしため息を吐き自粛。「よーし、また明日食べよう！」と、残りを楽しみに取っておくことにした。でもその数時間後、どう考えてもその…

朝の情報番組で初めて耳にしたときから、それが履物の名前って知った今に至ってもなお「ブーティ」って聞いて真っ先に頭に浮かぶのは、サモハンとかウガンダ・トラとかあべこだ。 我が家のブーティ（つまり肥満児、すなわち夫）はこの土日、資格講習のために…

また猫に会いに行ってきた二人。嫁の実家から戻ると夫は「君んちで昼寝してもいまいち疲れが取れないよ。何気に気苦労とか感じるし……」などと愚痴りはじめた。でも気苦労云々の割りに、皆のいる居間でいびきをかいて爆睡をしていた夫はとてもくつろいでいた…

古館がニュースを読み出した頃にやっと帰宅してきた夫。仕事のためとはいえ、連絡もなしに遅くなったことに多少のうしろめたさを感じたのか、普段だったら必ず文句を言うおかずの焼き魚*1を、黙ってどころか「おいしいねえ」などとおべんちゃらを言いつつ口…

腹痛のパターンも加齢と共に変わるのか。昔はドンドコドコドコと打楽器系の熱いリズムの痛みに襲われたものだが、今のそれはなんというかすり鉢をごーりごーりとやる感じに似ている。

お彼岸。「線香をあげに来てくれたお客様にぼた餅とお茶と梨の三点セットを出す係」を任された嫁は、その合い間に猫と遊ぶことを楽しみに実家へ。嫌々半分でそれについてきた夫はというと、ただひたすらに猫と遊んでいた。 帰りに、前日ひいたばかりだという…

のん兵衛の友人二人に連れられて、久しぶりに居酒屋へ行きちびちびとジンジャーエールを飲んだ日。 住宅街の中にあり、ひっそりと営業しているその居酒屋は、出される物みな美味しいのだけれども、オーダー時に旬サバを「しゅんさば」って読んだら冷ややかな…

実家の稲刈りを手伝う日。私と夫が手伝った主な作業は、機械で刈った稲の束を、天日干しするために設置したやぐらみたいなやつに端から端まで引っ掛けてゆくことだった。田んぼ中に散らばった束を拾ってきて掛けるを繰り返す、かがんでのばしての動きに、暑…

伸ばすがままの髪を切るため、予約しておいた美容院へ。十代の頃から何度となく繰り返している「ウィノナのつもりが十勝花子」パターンに、またも陥る。襟足はすっきりしたけれど、心はイマイチ釈然としないで帰宅した私をみて、夫は「うわあ、やってしまっ…

実家の猫たちのうち三匹は、見た目がそっくりで見分けがつけ難く、今まではシッポのかたちで識別していた。なので、シッポが隠れているときなどはテキトウに呼びかけるしかなく、それでは彼らは一向に自分の名前をおぼえられないだろうと思い、四匹にそれぞ…

今日、自分の右頬に生まれたての黒子を見つけて頭に浮かんだ3つのこと これが「夜空に新星を発見！」とかだったらよかったのに 桑田選手みたいになってしまうのかわたしも 桑田靖子もほくろっ子だったなあ……つうか、あの人いま何してるんだ

一つしかないDSを奪い合いながら、替わり番こでチンクルを進める夫と嫁。 口癖が「お金がない」の嫁、せめてチンクルの世界でぐらいザクザクお金を稼ぐぞ！と意気込んで始めたものの、現実と変わらない寂しいお財布事情に軽くうなだれ気味。敗因はもう100%、…

嫁の実家はかつて、夫にとっての鬼門だったのだけれど、近頃はニャンコたちのおかげで度々の訪問も苦ではなくなっているようでうれしい。 「お前らほんとに可愛いにゃー」て言う貴様が可愛いにゃー。

実家のネコ（四匹）がすくすく育っていた。あんまりめごいものだから、いっそのこと離縁してこの家に出戻ろうかしらという気持ちになってしまった。夫に不満はないので、実行こそしないけれども。

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夫が愛用している男性用抜け毛防止シャンプーはどうも、だいぶ前から底を尽きていたらしい。これは、代わりに使われているっぽい私のシャンプーボトルの異様な軽さ（減りの早さ）から推測したんだけども、それをやんわりと抗議した私に夫が返した言葉は、「…

ここ数年でウエストが10cmほど成長した夫は、毎晩欠かさず甘い物を召し上がるのであるが、いよいよこのままではまずいと自覚したのか、嫁に「出来るだけ低カロリーかつ美味しいデザートを買って来るようにして下さい」と願い出やがった。甘味に疎い嫁にはと…