午前中は、車の試乗会に参加する夫に同伴。会場では、ただ見ていればいいだろうと思っていたのに、「おくさまもどうぞ」という営業さんからの余計なお言葉。断るのも何なので、後部座席に乗り込む。わたしは常日頃、夫の運転には信頼を寄せていないので、言われる前にシートベルトを着用しドア上部の取っ手を握り締め備えていたのだが、それでも無意識に声(「うぁぁぁ、ちょ、スピード落とせって。殺す気かよ」等)が出てしまい、あとから夫より「いまいち集中出来なかったよ」と文句を言われた。わざとじゃないのに!
午後は実家でわたしの車を洗う。そのとき裏庭では父上が桜の木の剪定作業をしていたんだけども途中、ガラガラバリーン!とガラスの割れる大きな音がしたものだから、とっさに「父上、ご乱心か?!」という最悪のシナリオが頭に浮かび、慌てて父のもとへ駆け寄ったらばただ単に、切った枝がガラス窓に直撃しただけだった。ひと安心。というか実際のところは、父にはキチガイ気質の欠片も見受けられないんだけども、ついついそんなことを想像してしまったのはひとえに、わたしの連想パターンのせい。「物が壊れる音」→「きちがった当主」っていう。